営業にとって「社内のつながり」は強力な武器! 過酷な営業時代を通して実感した、企業で名刺をシェアする価値とは?

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Eightで働くメンバーの仕事や思いをご紹介する【Developer’s Voice】、3回目はEightの企業向けサービスのプロモーション担当者をインタビュー。


Eightには、個人が持っている名刺情報を会社の社員同士でシェアできる企業向けのサービスがある。リリースして約1年が経ち、現在は全国各地のさまざまな業種の企業が導入している。その企業向けサービス「Eight企業向けプレミアム」のプロモーションに、人一倍情熱を注ぐ人物がいる。もともとはSansan事業部のセールスを担当し、関西支社の立ち上げにも関わっていた、北市 学だ。

営業の経験があるからこそ、名刺のつながりの大切さを実感しているというが、Eightにどんな可能性を感じ、「企業向けプレミアム」にどんな思いを抱いているのか。

関西での過酷な営業時代を乗り越え、東京に舞い戻る

中途採用で入社しSansan事業部に所属していた北市。はじめはインサイドセールス(電話で商談をセッティングする)やセールス(商談をして、受注を獲得する)を担当していたが、半年が経った頃、関西支社を立ち上げる話が持ちかけられた。東京ではすでに成果を出せるようになっていたこともあり、新しい仕事に挑戦するべく、先輩とたった2人でさっそく大阪に飛んだ。

「挑戦することが好きなんです。ただ、実は関西支社立ち上げは、けっこう辛かった(笑)。小さなレンタルオフィスを借りて、クライアント開拓だけでなく、何から何まで全部ゼロから始めて。営業活動も東京でやっていたオンライン営業ではなく、実際に足を運んで営業をしていましたし」

夏はとにかく暑い中、汗だくになりながら関西エリアを縦横無尽に移動し営業したという。当然、毎回受注につながるわけではない。一回切りになってしまう商談も数知れずだった。今年で入社して4年が経とうとしているが「関西支社立ち上げのあの頃が一番辛かった」と言う。

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関西では、真夏の暑い中でもスーツを着て汗だくで歩き回っていた。

しかし、おかげで営業力もついたし、その経験は糧になっている。2人だった関西支社も、今はエンジニアも含めて10人以上になった。「頑張った甲斐がありました」と嬉しそうに笑う。

働く上で、強みはなんですか? と聞くと、ひとつの物事において何が本質なのか、何のためにやっているのかを常に考えられることだという。それを踏まえたうえで、周りの人と状況を受け入れて、忍耐強く前へ突き進んでいく。これはEightに異動したいまでも変わっていない。

「辛い仕事をただこなすだけだと『なんでこんなことやってるんだろう』とネガティブになりがちですが、本質を見失わずに取り組むことで、しんどいときも耐えられるような気がするんです」

そんな北市に東京から声がかかったのは、関西支社がちょうど軌道に乗り始めた時だった。当時はまだEightに企業向けのサービスはなく、これから立ち上げるという段階。Eightで新しい仕組みを作るから一緒にやらないか」、そう声がかかった。

大阪行きを決めたときと同じく、やっぱり新しく何かを始めることに興味があった。それにEightが「ビジネスネットワークをつくるサービス」であることにも可能性を感じていた。そこで2017年の10月、東京に戻りSansan事業部からEight事業部への異動を決めた。

「当時から、Eightは純粋に良いサービスだと思っていました。名刺管理の機能はもちろんですが、ビジネスネットワークを広げられるという面でも、ユーザーの皆さまにとって、ビジネスの可能性が眠っていると。それに、名刺でつながるネットワークって他に例がないですよね。名刺管理という枠を超えて、ネットワークまで構築できるサービスはEightだけ。私はそこにEightならではの価値を感じたし、とにかくワクワクしたんです」

名刺交換から商談まで、デバイス1つで全部できる世界を実現したい

北市が言う「Eightならではの価値」とは何か。

「ビジネス上で連絡をとる時、商談後、会社に帰ってからメールを送るのも丁寧で良いですが、商談後、電車を待っている時などにメッセージでお礼の挨拶ができたら効率的ですよね。それがEightなら可能なんです」

コミュニケーションの活性化も期待できる。名刺交換をしたものの、それ以後はコミュニケーションを取らない、というケースは思っている以上に多い。そこで役立つのがフィードだ。

「フィードの投稿は、一度つながった人や会社に届きます。つまり、投稿を見た人にとっては、一度しか会ったことのない相手や企業の最新の状況がわかるんです。気になる投稿はコメントでコンタクトをとることもできる。これは紙の名刺交換だけではなかなかできません」

興味を持った投稿があれば、その情報を発信した企業の企業ページを見て問い合わせることもできる。うまく使えば、今まで煩わしかった「会いたい人に会えるまでの手間」だって省けるかもしれない。

「Eightには名刺交換機能もあります。だからデバイス一つで出会いから商談につながり、ビジネスが発展していくまでのストーリーを完結させることができるんです」

北市はこうしたEightの価値を、正しく世の中に広めていきたいと思ったから、東京に戻ってきたのだ。

そんなEightの魅力を会社でも活かして、会社全体の成果をあげることに貢献しているのが「Eight企業向けプレミアム」だ。社員一人ひとりが持っている名刺を社内でシェアできるサービスである。

「名刺が社員間でシェアできると、まず営業効率が上がりやすくなりますよね。だから新規でアプローチしたいと思っている会社と同僚が繋がっていたり、本当は以前に面識があったりしたら、その人脈を活用しない手はないと思うんです」

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Eightの価値を正しく伝えたい、そんな思いもあり、今は営業だけでなく、プロモーションも担当している。

実際に北市は営業時代、アプローチしたい企業があると、まずは自分の周りの人間の中で、その企業とつながっている人間を探し、必ず紹介してもらってから訪問していた。その方が圧倒的に案件につながる確度が高いからだ。

 

「共通の人を介して出会うと、信頼度が増すからか、相手の反応が全然違うんです。こちらが何者なのかの説明をゼロから始める必要もなく話が早い。最初の打ち合わせから、その企業のキーマンを連れてきてくれたケースもあって。社内のつながりが強力な武器になっていました。こうした経験からも社内で名刺を共有することの価値を実感しているし、もっと多くのビジネスパーソンに使ってもらいたいと思うようになったんです」

目指すは「当たり前にあるビジネスインフラ」

北市が特にいま力を入れているのが、「Eight企業向けプレミアム」の認知をあげること。対象は日本の経済の99%を占めるすべての中小企業だ。「企業向けプレミアム」は300社以上の企業が導入しているが、それでもまだまだ知られていないのだという。

「名刺管理や情報共有のためのツールを検討したくても、金額や手間の面から、諦めざるを得ない企業がたくさんあります。でも『Eight企業向けプレミアム』は低コストですし、個人で使っているEightをそのまま利用できるから手間もかかりません。特に営業活動にはすごく役立つので、使わない手はないと本気で思います。だからいまは、少しでも多くの企業に使っていただくために、認知をあげたい。「だったらEight企業向けプレミアムだね」と言ってもらえるようにしたいんです」

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「職種をまたいでいろいろな仕事を担当していることが、サービスの価値の理解につながっているのだと思う」と語る。

同時に、ユーザーに「自分はEightのビジネスネットワークの中にいる」という意識を持ってもらうことも大切だという。コミュニケーション活性化につながるからだ。そのきっかけをどう仕掛けられるかも課題である。

実はEightでは、来年の1月から採用サービス(Eight Career Design) もはじめる予定だ。

「いまは、なんでもシェアする時代だから、企業も個人も、情報や人脈を独占して自分ひとりで頑張るのは時代遅れなのかなと思います。名刺をシェアし合える社員が増えれば売上につながる。売上が上がれば、人手がもっと必要になる。そんなとき、Eightを使って一緒に働く人を探すこともひとつの手段としてあり得ると思うんです。Eightのネットワークの中には『こんな人と働きたいな』と思えるような人がいるはずですから」

名刺管理や営業効率を上げるツールとしてだけでなく、ビジネスのさまざまな場面でEightが活躍できるような仕組みをつくっていく、それが北市の当面の目標のようだ。


写真からも伝わってくるが、北市は普段から明るく元気で、それでいて物腰が柔らかい。チームの中ではムードメーカー的な存在だ。しかしその笑顔の奥には、Eightを「当たり前のビジネスインフラ」にしたいという強い志と心意気を隠し持っていることに、改めて気づかされた。

関西での過酷な営業経験があったからこそ、Eightの価値を実感し、人一倍の熱い思いを持っている。どうすれば「Eight企業向けプレミアム」でユーザーの皆様のビジネスの発展に貢献できるか、北市はいま、本気でその課題に取り組んでいる。

Eight Blogでは、今後も【Developer’s Voice】を配信する予定。どうぞお楽しみに。

 

文/谷瑞世、写真/Eightデザインチーム

大学卒業後、広告制作会社に入社。ビジュアル制作の制作進行管理に従事する。4年目で広告のアイデアや制作過程に興味がわき、コピーライターを目指して転職を決意。

しかし未経験OKの制作会社は少なく、書店のフリーペーパー制作を行う。編集職だと思っていたが、なぜか飛び込み営業をやることに。やってみると思いの外面白く、またこの時期の様々な企業の方との出会いが、後々の仕事に生かされることになる。

コピーライティングを学びたい気持ちは変わらず、再び転職活動を開始。運よく出会えた広告制作会社に入社し、コピーライターとして大手化粧品会社や飲料メーカーの広告制作に従事する。

5年目で、デジタル媒体の経験不足に焦りを感じ、転職エージェンシーに相談に行く。そこで担当のコンサルタント(社長)から「うち、どう?」という一言をもらったことから、人材業界の経験はなかったが、面白そうなので入社を決める。

新卒、中途向けのサービスサイトの中で、インタビュー記事や広告・デジタル業界関連の記事制作を行う。サービスのブランドブックやイベントツールなどの制作物の担当も一手に担った。

インタビューで様々な企業とコミュニケーションを取る中で、人材の大切さ、社員全員が共通のミッションに向かうことの大切さを知る。そこで、社員に一体感があり、ミッションが明確な環境で働きたいという思いが強まり、Sansan株式会社に入社。