Eight Team Blog - 名刺管理に役立つヒントを発信

2019年2月18日

いま一番「いいね」をもらっているユーザーに、ビジネスを生み出す投稿のコツを教わりました。【Eight Premium Night Vol.3 イベントレポート】

プレミアムユーザー限定イベント「Eight Premium Night」の第3回を開催。Eightで出会った人との約束でスケジュールが埋まっているというユーザーに、人脈を広げるノウハウを伝授してもらいました。【Event】


こんにちは。Eightの村上です。

昨年からスタートしたプレミアムユーザー限定イベント「Eight Premium Night」。その第3回を、今月12日に開催しました。

参加者はなんと前回の約2倍! 44名の方にご参加いただけました。当日お越しいただけなかった方も含め、お申し込みいただいた皆さま、誠にありがとうございます。

今回は、いまEightで一番「いいね」をもらっているヘビーユーザー、hachidoriの白上大典さんに登壇いただきました。白上さんは、約1年前からEightでの投稿を始めたそうで、これまでに投稿した数は300、もらった「いいね」数は1万超

投稿をきっかけにさまざまなビジネスが生まれており、1週間のうちほとんどがEightでの出会いを起点とした予定で埋まることもあるといいます。投稿をする際のコツや、併用すると便利なツールについてお話しいただきました。

イベントの後半には懇親会を実施し、スマホを片手にEightで名刺交換。今回、一部のヘビーユーザーに運営をお手伝いいただいたこともあり、大盛況のうちに終えられました。

当日の様子をお伝えしてまいります。


冒頭の挨拶が終わり、最初に登壇したのはEight広報の小池亮介。先月ローンチしたばかりの企業向けサービス「Eight Career Design」について、その裏にある想いを語りました。

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月額5万円から利用でき、成果報酬はゼロ。候補者の転職意欲が高まったタイミングをキャッチし、効果的にアプローチができます。

「Eight Career Design」は、Eightユーザーに対してダイレクトリクルーティングができるサービスです。これは、単に企業が採用をするためだけのサービスではなく、ユーザー一人ひとりのキャリアの可能性を広げることを目指していると、小池は語ります。「Eightは単に名刺管理のためのアプリではありません。名刺の出会いをきっかけにビジネスの可能性を広げることを目的としています。だからこそ、キャリアという文脈でもその可能性を広げたい。『こういう企業が自分に興味を持っているんだ』という、自分自身の可能性に気づくきっかけを提供していきたいという想いがあります」。

今後さらにサービスを進化させていくために、鍵となるアップデートをいくつか予定しています。(ここには書けないのですが)ぜひご期待ください!


次に、ゲストスピーカーとして白上さんが登場。

「Eightって名刺管理のためのアプリなのに、何のために投稿をするの?」

ほとんど毎日Eightに投稿しているという白上さんは、そう尋ねられることが多いそうです。「私にとって、Eightは名刺管理のアプリというより、ビジネスにおける人脈を築き上げていくためのプラットフォームです」と白上さん。

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hachidori株式会社 白上大典さん チャットボット開発ツール「hachidori」、シフト管理効率化アプリ「CAST」を提供する同社で、事業開発と営業企画を担当。Eightユーザーコミュニティの運営メンバー。趣味は音楽鑑賞とタスク管理で、SpotifyやTodoistもヘビーユーズしているそうだ。

Eightを積極的に使い始めたのも、約1年前に大阪から東京へ移住する際に、新天地で人脈を広げたいと思ったのがきっかけだったといいます。「長年、大阪でビジネスの人脈を築いてきたのですが、東京に来たら周りに知っている人がいなくて(笑)。『SNS、使ってみよう』と思い至りました」。

いくつかのSNSを比較検討したそうで、その際にまとめた図がこちら。

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白上さんはヘビーユーザーの間でも有名人で、発表の冒頭に「私の投稿を見かけたことがあるよ、という方(はいらっしゃいますか?)」と尋ねたところ、過半数の手が挙がりました。

「Twitterは情報の流れが速くて、多い人だと1日に何十ツイートするので、仕事をしながらキャッチアップするのは難しいと感じました。Facebookではわりとプライベートな話題を投稿しているということもあり、ビジネス寄りの投稿をするのには違和感があります。NewsPicksについては、有料会員限定のコミュニティに参加してみたのですが、皆さまコアユーザーということもあり、少し垣根が高いと感じました。Eightなら、自分のペースでビジネスの情報が発信できると思い使い始めました」

投稿をし始めてからというもの、さまざまな出会いがあり、1週間のうちほとんどがEightでの出会いを起点とした予定で埋まることもあるという白上さん。例えば、自身が運営メンバーとして参加した某コミュニティイベントについて投稿したところ、社団法人の代表理事の方から「素晴らしい活動ですね」とコメントをもらい、それをきっかけに障がい者向けのアイデアソンを共同開催することになったそうです。そこからさらに人脈が広がっていったといいます。

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商談だけではなく、共催イベントや取材など、さまざまな形でビジネスにつながっているそうです。「結果として商談の機会をいただくこともありますが、当然ながら営業行為はしていません」と白上さん。自身のナレッジや会社の取り組みなどを発信することが、そうした機会につながっているといいます。

では、どんな投稿をしたら人脈を広げるきっかけになるのでしょうか。白上さんの場合は、投稿の6割が時事ニュース、3割が自身が所属する会社のニュース、そして残りの1割が個人的な取り組みに関する内容だといいます。「『どんなニュースをシェアしたらいい?』とよく聞かれるのですが、皆さまのお仕事上興味のある話題がいいかと思います。私の場合は、AI技術を利用したチャットボットを作っているということもあり、『AI』『Fintech』『SaaS』『スタートアップ』などのキーワードに紐づいたニュースをシェアすることが多いです。投稿する時にニュースの要約を付けるので、自身の勉強にもなり一石二鳥です」。

また、投稿する際のマナーとして、特定の企業に関する悪いニュースはシェアしないようにしているそうです。「その企業の関係者が見た時に不快な思いをしないか、そこは常に意識しています」。


発表の後半では、Eightと併用すると便利な2つのツールについてもご紹介いただきました。1つ目は、グラフィックデザインツール「Canva」。投稿する際に、シェアする画像を加工するために利用しているそうです。目留まりのいい画像が簡単な操作で作れるため重宝しているといいます。

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実際に、Canvaで加工した画像を使った投稿。

2つ目は、Gmail連携ツール「Synctastic for Google」。iPhoneに標準搭載された連絡先アプリと、Gmailのアドレス帳を同期させることができます。Eightプレミアムなら、登録した名刺情報をスマホの連絡先アプリと同期させられるため、EightとGmailの間に「Synctastic for Google」を挟むことで、メールを送る時にすぐに名刺に記載のメールアドレスを参照できるといいます。

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ITツールに精通している白上さんならではの発表でした。Eightプラスアルファの情報は、長年Eightを使いこなしているヘビーユーザーの方にも大好評。

最後に、白上さんはこうお話しされていました。「普段仕事でお付き合いのある方は、数十、多くて数百くらいだと思うのですが、Eightなら200万人のビジネスパーソンが使っています。普段接点のない人と出会える、大きな可能性を感じています。だからこそ、今後さらにEightで発信して人脈を広げていきたいですし、今日この出会いも大事にしたいと思います」。


イベント後半は、第1回、2回と大好評だった懇親会。「面識はないけれど、すでにEightでつながっている」という方が多くいらっしゃったのが印象的でした。私自身、白上さんとは昨年の7月にEightで名刺交換していたのですが、直接お会いするのはこの日が初めて。Eightで知り合ってから直接会うと、互いの距離が近い状態から関係をスタートできるのだと改めて感じました。

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Eightのプロジェクトマネージャーやエンジニアも参加して、会場は人の熱気であふれていました。

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Eightを使って名刺交換。「イベント最中に名刺入れを持ち歩かなくていいのが最高ですね!」と嬉しいコメントをいただきました。

最後に、イベントの運営にご協力いただいた、Eightコミュニティメンバーの安達成実さん、白上大典さん、和田紘樹さん、物井敦史さん、川上香苗さん、冨松俊平さん、ありがとうございました!


文/村上知香、写真/ Eight事業部 森本啓太