「個人アカウント」と「企業アカウント」。2つの方法で情報発信し、受注につなげるマーケターを取材。

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「企業アカウントの中の人」として日々商品情報などを発信する野毛印刷社の和田紘樹さんは、個人としても頻繁に投稿をし、多い時には100件の「いいね」を獲得しています。なぜ和田さんの投稿は人気なのか、その秘訣を伺いました。【User’s Voice 】


こんにちは。Eightの村上です。

Eightのフィードを眺めていると、たまにこんな投稿を見かけませんか?

よく見ると、表示名が個人名ではなく、会社名になっています。これは、Eightユーザーなら無料で簡単に作れる「企業アカウント」。企業として情報発信できるサービスで、商品のプロモーションや、採用活動などに使われています。

今から1年と少し前にリリースしたのですが、今回インタビューした野毛印刷社の和田紘樹さんは、リリース直後から「企業アカウント」をご利用いただいているユーザーのひとりです。

「お世話になります!企業アカウント、開設しました!」

和田さんとはEightの投稿をきっかけに知り合ったのですが、メッセージの第一声がこの言葉でした。今では約8,000社にご利用いただいていますが、当初はまだまだ少なかったので、感動したことを覚えています。

株式会社野毛印刷社 和田紘樹さん プリントセンターでデジタル印刷を担当。マーケティング、営業、印刷データの作成から製本作業まで、業務内容は多岐に渡る。プライベートでは、大手食品メーカーのマーケターや有名大学の経営学部教授が名前を連ねる「日本マーケティング学会」に参加。Eightは新卒入社当初から使っているそうだ。

和田さんは「企業アカウントの中の人」として、日々商品情報や事例などを発信していますが、実は個人アカウントで「和田紘樹」としても頻繁に投稿されているんです。それも、毎回30〜40件の「いいね」が付く人気投稿。

2つのアカウントを使いこなす和田さん。どのように使い分けているのかを知りたくて、横浜市南区にある野毛印刷社に行ってまいりました。


──和田さんのプロフィールを拝見すると「デジタル印刷を担当」と書かれていたのですが、具体的にはマーケティングをされているのでしょうか?

謎ですよね(笑)。プリントセンターという印刷機がある部署で、印刷物の製作をしています。具体的には、パンフレットやカレンダー、飲食店のメニュー、メッセージカード、名刺などを作っています。

ただ、ここ数年でマーケティングもやるようになりました。

──二刀流ですね!

二刀流というか、今は三刀流ですね(笑)。最近では営業もやるようになったので。

もともと名刺管理のためにEightを利用していたのですが、マーケティングの役割が加わったことで、商品の認知拡大のためにフィードを活用するようになったんです。

──なぜEightのフィードを?

マーケティングから印刷データの作成まで、いくつもの役割を兼任している和田さん。「最初は大変だったのですが、今は面白くなってきています(笑)。当社が持っている技術をお客様の課題と掛け合わせた時に、新しいアイデアが生まれる瞬間が最高ですね」。

BtoB商品を扱う会社で働く人の中には、共感してくれる人もいると思いますが、企業向けの商品情報をプライベートのSNSに発信しても、良い反応を得ることはなかなか難しいんです。

「ダブルチーズバーガーの裏メニュー新発売!」のように日常生活に直結するような情報なら良いのですが(笑)。

その点、Eightならフィードに流れてくるコンテンツのほとんどがビジネスに関連しているので、商品情報を発信する場として自然だと思いますし、つながっている人からの反応も良いと感じます。

──御社は「企業アカウント」で商品情報や事例などを発信されていますが、それも和田さんがご担当されているんですよね?

はい、そうです。

──個人アカウントとどのように使い分けているのでしょう?

基本的には、企業アカウントで投稿したものを、個人アカウントでシェアしています。当社の企業アカウントはまだまだフォロワーが少ないので、まずは私個人とつながっている人に知ってもらうことで、認知を広げていきたいと考えました。

企業アカウントで投稿した直後に、私のアカウントでシェアしているので、同じ人が投稿していると分かってしまうと思うのですが(笑)。

投稿は、当社が運営しているメディア「ヒラメキ工房」で商品紹介や導入事例などの記事がアップされた時にシェアしています。

──どんな反響がありましたか?

日々投稿をするなかで、大手家具メーカーの方に「いいね」をしていただき、それをきっかけにお仕事をいただきました。

新卒採用を担当している人事の方だったのですが、内定辞退をいかに少なくするかを課題としてお持ちでした。その解決策として、リクルーターから内定者へ思いを伝えるメッセージカードを贈ることを検討していたんです。

メッセージカードは当社の得意分野です。最近は開くと飛び出すポップアップ加工に力を入れているということもあり、内定者の印象に残るメッセージカードを提案しました。

インタビューの日に和田さんからいただいたメッセージカード。開くと野毛印刷のビルが飛び出します。ずっと取っておきたくなりますね。

そのほかにも、スーツで有名な大手洋服メーカーの方ともEightで知り合いました。同社には、営業成績が良い社員を表彰する制度があり、表彰後もモチベーションを保ってもらうために定期的な贈り物をする企画を検討していらっしゃいました。そのツールとして紙で何かできないかとご相談をいただきました。

普通に働いているだけでは、なかなか接する機会のない会社の方と知り合えたという点で、Eightには大きな可能性を感じています。

──ありがとうございます!2社とも投稿に「いいね」をもらったことをきっかけにつながったんですね。和田さんの投稿には、いつも30〜40件くらい「いいね」が付いていますが、「いいね」をもらう秘訣は何でしょうか?

投稿をきっかけに名刺交換リクエストをいただくことがあるのですが、その時に必ず理由を伺うようにしています。そうすると、投稿の何が良かったのかが分かるので、次回以降の参考になるんです。

私からリクエストを送ることもあります。「いいね」をしてくださった方には、「投稿に『いいね』をしてくださりありがとうござます」というコメントを付けてリクエストを送っています。小さなご縁を大切にすることで、ビジネスの機会が広がると信じているからです。

営業事務の同僚にEightを勧めたところ、その同僚も和田さんと同じように投稿がビジネスにつながったケースがあるそうです。

──ほかにも、実践しているフィードの活用方法があったら教えてください。

仕事でどうしても一人では解決できないことがあって、「◯◯について知っている人、いませんか?」という内容の投稿をしました。

「こういう使い方がもっと流行ったらいいですね。Eightでビジネスの課題解決をするための仕組みができたら面白いと思います」と和田さん。

──その投稿、拝見しました!弊社内でも話題になっていました。マスキングテープを作ってくれる会社を探していたんですよね?

そう、その投稿です!想像以上に反響があり、100件近く「いいね」をいただけました。コメントで心当たりの会社を教えてくださる方や、シェアして私が情報を探していることを広めてくださる方もいて、本当にありがたい限りです。

ここまでご協力いただけたことが嬉しかったですし、Eightに大きな可能性を感じました。

Eightでは、自分がやっていることや教えてほしいことを、どんどん発信していくべきだと思います。自分の中では行き詰まっていることも、ほかの人なら簡単に解決できるかもしれません。SNSだったら人助けをするハードルが少し下がると思いますし、互いに助け合える関係を作っていきたいですね。


文/村上知香、写真/田底和彦

 

2016年12月、新しい価値を生み出す事業内容に惹かれ、Sansan株式会社に入社。ビジネスSNS Eightのプロジェクトマネジャー(PM)として、ユーザーのエンゲージメントを向上させるための機能開発を推進。

2018年1月、Eightが運営するメディア「Business Network Lab(BNL)」編集部に異動。「Eightの便利な使い方をもっと広めたい」という思いから、「Eight Tips」カテゴリを立ち上げる。

同年6月、「Eight Tips」の拡張版としてEight公式ブログ「Eight Blog」を開設。同ブログでは、使い方紹介に加え、ユーザーの活用事例や社員インタビューなどのコンテンツを配信。