「参加」がゴールではない。「成長」にこそ、インターンの真の価値がある。【Eight Student Meetup! #2 イベントレポート】
注目の企業で働く3名の若手社員をゲストに迎え、Eightの学生ユーザー限定イベント「Eight Student Meetup!」の第2弾を開催しました。当日の様子をレポート形式でお届けします。【Event】
今回のイベントのメインテーマは「インターンにおける出会いの活かし方」。
学生時代にインターンの経験を持つ3名のゲスト登壇者を迎え、それが自身のキャリアにどのような影響を与えたのかについてお話をしていただきました。
「学生時代、満員電車に乗る社会人を見ながら『社会人は楽しくなさそうだ』と感じていました」。そう語るのは、ソフトバンクの三浦諒悟さん。しかしインターンを始め、仕事を生きがいに働く社会人を間近で見るなかで「仕事って本当に楽しい、社会人ってかっこいい」と肌で感じることができたといいます。
理系の研究室に所属していた当時、周囲の大多数が大学院進学を志すなかで、三浦さんは「就職か進学か」という迷いを抱えていたそうです。しかし、インターンで得た自信と楽しさがその迷いをなくし、ソフトバンクへの入社を決意したと話します。
Google Japanの中沢あずささんは、外資系メーカーのインターンを始めて間もなく上司から「次から会議に出なくていい」と言われ、衝撃を受けたといいます。これをきっかけに、インターン生としてではなく、一人のビジネスパーソンとして見られている自覚が生まれたそうです。役職や年次に関係なくその場にいる意味を問われ、評価される環境で働く経験はとても貴重だったと語ります。そこで培った「自分から動こう」という主体性は、今なお持ち続けていると語っていました。
自らの力でキャリアを切り開いていける女性になりたいと語る中沢さんは、自分をフラットに見てくれる環境でスキルを磨きたいと思い、そういった社風を持つGoogleに入社を決めたといいます。
3番目にお話しいただいたのは、三井物産の岡本さん。海外インターンを通じて、異なる文化を持つビジネスパーソンと協働することの難しさを痛感したそうです。「異なる文化・言語の中で仕事をすると、必ず互いの認識のズレが生じるということを肌で感じました」。
きっと伝わっているだろうと思い込むのではなく、0から100まで言いたいことを伝え「相互認識の差を無くす」という心がけは海外インターンを経験したからこそ得られたものであり、海外とのやり取りが多い部署で働く現在も大事にしているといいます。
どうしても、就活生にとってインターンは「参加する」ことに最大の意義があるように思われてしまうのではないでしょうか。私自身も、少しでも就活を優位に進めようと、必死にインターンを探した経験があります。
その中で、登壇者の三名はインターンで「成長する」ことを実現していた点がとても印象的でした。参加することに満足するのではなく、具体的な成長を目指して挑戦を続けることで、インターンの意味を最大化できるということを学びました。
登壇者と参加学生たちが、より近い距離で対話できるように
今回から、学生の皆さまが質問や考えをリアルタイムに投稿できる「sli.do」というツールを用いてトークセッションを進めました。
「sli.do」を利用することでより多くの参加者が興味をもつテーマを重点的に話すことができ、インタラクティブなトークセッションとなりました。
トークセッション後には、学生と社会人がざっくばらんに交流する懇親会を実施。親交を深めた後にはEightの機能を使って名刺交換をすることで、いっときの出会いをビジネスに役立つつながりに変えていきます。
参加した学生の皆さんからは
「今後のインターン参加に対しての意識がガラリと変わった」
「同じ境遇の学生と交流をして、就活の指針が定まってきた」との声をいただきました。
普段の学生生活にはない出会いの中で、価値ある時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。
Eightはこれからも「つながり」や「出会い」を軸とした様々なテーマのもとで学生向けのイベントを開催していきます。
次回の「Eight Student Meetup!」は10月15日(月)に開催を予定しています。テーマは「本当に自分に合ったキャリアの選び方」です。
詳細の発表、参加申し込みの受付は後日行いますのでお楽しみに!