セキュリティやアカウント停止のリスクも?Eightでアカウントを共有してはいけない理由を徹底解説

カテゴリー Eight Team, 名刺活用

はじめに

仕事仲間と名刺を共有したいと考え、1つのEightアカウントを複数名で共有しようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
また、「Eight」の企業向けサービスである「Eight Team」を利用している方の中から、部署や会社単位でアカウントを作り、アカウントを共有したいと相談されるケースもあります。

しかし、複数人で共有しているアカウント(以下、共有アカウント)を利用することは多くの問題を引き起こす恐れがあり、Eightでは禁止しています。今回はEightで共有アカウントを利用する問題点と、正しい利用方法についてご紹介します。

共有アカウントの問題点

Eightで共有アカウントを利用すると、以下のような問題が発生する可能性があります。

個人情報漏洩のリスクが高まる

Eightには名刺情報をエクスポートする機能があります。仮に共有アカウントを利用していた場合、登録していた名刺情報が勝手に持ち出される恐れがあり、個人情報漏洩のリスクが高まります。

また、悪意のあるユーザーが勝手にログイン情報を変更し、他のユーザーがEightアカウントにログインできなくなるといったトラブルも想定されます。

加えて、万が一予期せぬトラブルがありアクセスログを解析する必要が生じた際に、共有アカウントを利用していると操作していたのが誰なのか特定できなくなります。

「つながり」により、名刺交換した相手に違和感を与えることも

Eightには「つながり」という機能があります。Eightを使っている人同士が実際のビジネスシーンで名刺交換をしていると見なされた場合に自動でつながり、互いのプロフィール情報を見たりメッセージのやりとりをしたりすることができる機能です。

あなたが共有アカウントを利用していた場合、名刺交換した相手がEightであなたのプロフィール情報を確認した際に、違和感を覚えてしまう可能性があります。

具体例を含めてご紹介します。

Aさん = あなた
Bさん = 同僚
Cさん = 取引先

Bさんをプロフィール名刺として登録しているアカウントを、「Aさん」「Bさん」の2人でログイン情報を共有し利用していたとします。
AさんとCさんが対面で名刺交換をして、Eightに取り込んだ場合、CさんのEight上ではAさんではなくBさんと名刺交換をしたように見えてしまいます。

上記の通り、共有アカウントを利用することで、名刺交換した相手(取引先)は名刺交換したことない人につながった体験になり、混乱を招く恐れがあります。

規約違反によるアカウントの停止・削除のリスク

Eightの利用規約では、上記のようなトラブルからユーザー様を守るため、共有アカウントの利用を禁止しています。

ユーザーは1人につき1つのアカウントを保有するものとします。1人が複数のアカウントを保有すること、複数人が1つのアカウントを共同して保有することはできません。

Eight利用規約第10条1項

利用規約に違反した場合、アカウントの停止や削除がされる可能性があります。

加えて、Eightの中小企業向けサービス「Eight Team」をご利用の方には、次のような問題もあります。

利用者ごとに権限を分けられなくなる

「Eight Team」では、アカウントごとに「管理権限」「名刺共有権限」という権限を設定することができます。

共有アカウントを利用している場合、ユーザーごとに権限を分けることができないため、必要以上の権限を付与しリスクを高めてしまったり、逆に権限が小さく業務の非効率化に繋がってしまったりする可能性があります。

正しい利用方法

個人向けのEightを利用している場合と、Eight Teamを利用中の場合に分けてご紹介します。

個人向けのEightを利用している場合

複数名で名刺を共有したい場合は、Eightの企業向けサービス「Eight Team」のご利用をお勧めします。「Eight Team」では上述のリスクを排除し、簡単に名刺を共有することができます。詳細は公式サイトをご覧ください。

名刺を共有する必要がない場合は、1人につき1つアカウントを作成しましょう。
アカウントの作成方法は、ヘルプページに詳しく記載しています。
個人のアカウントを作成した後は、共有して利用していたアカウントのログイン用メールアドレス・パスワードを変更してください。

※EIghtでは、ユーザー様が正しくご利用いただけるようサポートしております。誤ったご利用をされている場合は、サポートよりご連絡する場合があります。

EIght Teamをご利用中の場合

1人につき1つアカウントを作成し、チームに招待をしましょう。
招待方法は、ヘルプページで詳しく解説しています。

招待が終わったら、共有アカウントとして利用していたアカウントのログイン用メールアドレス・パスワードを変更してください。

まとめ

以上、共有アカウントを利用することが引き起こす問題と、正しい利用方法についてご紹介しました。

さまざまなトラブルを防ぎ安全に利用いただくために、おひとりさま1つのEightアカウントの作成をお願いします。Eightに登録されている名刺をチームで共有したい場合には、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」というサービスがあります。よろしければご検討ください。