
「会社、辞めたい」。残業、パワハラ、薄給など、さまざまな要因が重なり、気づいたら転職エージェントに登録していたなんてご経験があるかもしれません。
しかし、なかには「会社、辞めたい」と一度も思わずに転職をする人もいます。今回インタビューした水谷将志もその一人です。
水谷は、Eightの採用サービス「Eight Career Design(以下ECD)」の営業企画で、2か月前に同サービスを通じてスカウトされたのをきっかけに入社しました。約9年間のキャリアの中で2回転職していますが、いわゆる”転職活動”は一度もしたことがないといいます。
キャリアアップのチャンスを引き寄せる、水谷の転職スタイルについて聞きました。
Eight Career Designは、名刺アプリ「Eight」が提供する企業向けの採用サービスです。アメリカで主流のダイレクトリクルーティングおよび、タレントプールの仕組みを取り入れ、従来の転職市場にはない価値を提供します。
──Eightでスカウトを受けとった時、正直どう思いましたか?
単純に「面白いな」と思いました。まさかEightでスカウトが来ると思っていなかったので。
──その時点では、転職するつもりはなかったんですよね?

はい、全くありませんでした。ただ、いつか転職をしたいと思った時のために流れを知っておきたくて、転職エージェントと他社の採用サービスには一応登録していました。
前職で付き合いのあった同僚が転職を希望していたこともあり、よくランチタイムに互いが受けとったスカウトを見せ合っていましたね。名前以外、一言一句同じメールが来ることもしょっちゅうありました。1日に30通くらい送られてくるので、気疲れしていたのが正直なところです。
そんな時に、思いもよらなかったタイミングで、Eightからスカウトが来たので興味をひかれました。スカウトを受けとってから約2週間で入社を決めました。
──決断が早いですね。どんな流れで入社したのでしょう?
スカウトを受けとった3日後に、いま同じチームで働いている菅原さんと面談しました。ECDでどう転職市場を変えていくのかを聞いて、すぐに「このサービスを大きくしていきたい」と思いました。一目惚れです(笑)。面接を通じて他のポジションも打診されたのですが、「ECDの担当じゃないなら入社しません」と言いました。
──そこまで惚れ込んだポイントは何だったのでしょう?
Eightで名刺管理をするだけで、魅力的な企業からお声がかかる仕組みに惚れ込みました。この仕組みであれば、もともと転職するつもりがなくても、自分のキャリアを見つめ直すきっかけになります。
実際に、Sansanからのスカウトは、転職に対して消極的になりかけていた私に、「転職してみたい」と思わせてくれました。いわゆる”転職活動”のスキームに乗ると、さばききれない量のメールが送られてきて、なかにはテンプレートだと感じるものも少なくありません。大量の求人を比較検討して、取捨選択して、最終的には条件の良い方に行く。それをするくらいなら、転職しなくてもいいと思っていました。
でも、ECDの場合は、これまでEightに登録した自身の名刺情報に寄り添って、新しいキャリアの可能性を提示してくれました。これまでに食品やインフラシステムの営業経験はありますが、ECDのようなアプリケーションを扱ったことはありません。私にとっては新しいチャレンジでしたが、不安よりも「採用市場を変えられる」ことに対するワクワクが大きく、「飛び込んでみたい」と思わせてくれました。
実際に水谷が受けとったスカウトメッセージ
履歴書の場合、どうしても自分を良く見せようと飾ってしまうこともあると思います。でも、名刺を飾ることはできませんよね。だからこそ、ECDなら本人が思いもよらなかったキャリアの可能性を示せるし、転職市場を変えられると信じています。
──職場に大きな不満があるわけでも、条件を上げたいわけでもなく、それで未知の領域に飛び込んでいくのは、なかなかハードルが高いと思います。
それでいうと、1社目の商社から2社目に移った時の方がハードルはありました。扱う商材が食品からインフラシステムに変わって、それこそ未知の領域でした。ITの知識がないと始まらない仕事なので、半年間がむしゃらに勉強しました。
──その時は、転職活動はしたのでしょうか?
いえ、友人から6年くらい誘われていて、1社目での仕事がひと区切りついたタイミングで転職しました。企業の立場からすると、いわゆる”リファラル採用”でしたね。
この経験があったからこそ、Eightでスカウトが来た時に、自然と受け入れられたのだと思います。
──というと?
企業側の視点になりますが、ECDでは、自社社員と採用候補者がEightで名刺交換をしていた場合に、社員に橋渡しの協力を仰ぐリファラル採用の仕組みを取り入れています。
スカウトを受ける立場からすると、目の前の仕事に向き合っているうちに、過去に名刺交換した人とのつながりを起点にお声がかかって、自然な形でキャリアが進んでいく。採用する側も、される側も、一番良い状態で出会える、ひとつの理想的な形だと思っています。
──最後に、キャリアを形成していくにあたって一番大事にしていることを教えてください。
直感です。この考え方は、一度受験で失敗したことが影響していると思います。当時、選ぶに選べない状況でした。幸い、恩師が面白い取り組みをしている学校を紹介してくれて、結果として良い経験はできたのですが、この時「こんなに選べないことってあるんだな」と痛感しました。だからこそ、選べる状況があって、直感的に「こっちだ」と思ったら、迷わず飛び込もうと決めています。
ECDに可能性を感じて転職した、この選択は間違っていなかったと信じているし、きっとこれから正解に変えてみせます。
Eight Career Designは、名刺アプリ「Eight」が提供する企業向けの採用サービスです。アメリカで主流のダイレクトリクルーティングおよび、タレントプールの仕組みを取り入れ、従来の転職市場にはない価値を提供します。

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文・写真/Eight Blog 編集部