
ちょっとしたことでも、チャット形式で気軽にやりとりできる。接点の少ない同僚とも、絵文字でぐっと距離が縮まる。Eightと連携して、名刺が変わった時に通知を受けとることも。まだ「Slack」を使っていない方も、ぜひお読みになってみてください。
こんにちは。Eight Blog編集部です。
「 Slack、知らないの?」
前の職場で、同僚のエンジニアにそう言われたのが、Slackを使い始めたきっかけでした。Slackは、チャット形式でカジュアルにやりとりができるビジネス・コラボレーションハブです。部署やプロジェクトごとの関係者同士で、効率よく情報共有や意見交換ができます。仕事に関係のないちょっとしたメッセージも気兼ねなく送れて、接点の少なかったエンジニアチームとの距離がぐっと近づいたのを覚えています。
そんな思い出もあり、SlackとEightの連携アプリを作ることが決まった時は、「Slackを使っているEightユーザーにきっと喜ばれるだろうな」と期待が膨らみました。連携をすると、Eightの名刺更新やメッセージの通知を、Slackの画面上で確認することができます。「仕事中は常にSlackを開いている」という方におすすめしています。

Slackは、Eightのほかにも1,500を超えるさまざまなアプリケーションと連携しています。そこで今回は、連携アプリを使ったSlackの便利な活用法をご紹介するべく、Slack Japan株式会社カントリーマネジャーの佐々木聖治さんにお話を伺いました。
【Slackユーザーにおすすめ】Eightの通知をSlackで受けとる方法
──Slack、いつも便利に使わせていただいています!

ありがとうございます。私も2年くらい前からEightを使っているのですが、昨年、Slackとの連携アプリがリリースされてからは、さらに利用するようになりました。
仕事中は常にSlackを立ち上げているので、Eightの通知がSlackに届くのは助かります。特に、Eightでつながっているお客様の名刺が変わった時に、リアルタイムで知らせてくれるのはありがたいですね。例えば、昇進がきっかけなら、すぐにお祝い状や花束を贈ることができます。実際にお会いして新しい名刺をいただいたタイミングで知るのでは、どうしてもタイムラグがあるので、Eightの通知機能は重宝しています。
──Eightのほかにも、さまざまなアプリケーションと連携できるんですよね。
はい。Slackはコラボレーションハブとして、現在、1,500以上のアプリケーションと連携しています。

いま多くの企業では、何種類ものアプリケーションを併用することが当たり前になっています。必然的に、アプリケーション間を行き来するコストがかかります。そこで、それらをSlackでつなぐことで、業務効率を大きく改善できると考えました。
Slackさえ見ていれば仕事が完結できる。そんな世界を目指しています。
──どんなアプリケーションがよく連携して使われていますか?
G SuiteやOutlook、OneDrive、Web会議システムのZoom、Dropbox、Boxなど、一般的に企業でよく使われているアプリケーションですね。特に最近では、メールアプリとの連携を強化したことで、Slackの画面上からシームレスにメールの送受信ができるようになりました。これをきっかけに、例えば「Slack for Gmail」を活用したGmailとの連携が盛んに行われています。今後さらにSlackでのメールの利用が進んでいくでしょう。
お客様から「〇〇というツールを社内で利用したいので、Slackと連携できるようにしてほしい」とお声をいただくことも多く、そうしたご要望に向き合いながら、連携できるアプリケーションの幅を広げていっています。
──Eightユーザーには、セールス職の方も多いのですが、どんな活用法がありますか?
Slackでは、プロジェクトやチームごとに「チャンネル※」を作って、関係者同士でメッセージをやりとりできます。例えばセールス職なら、アカウントごとにチャンネルを作って、顧客に関する情報をチーム内で共有することをおすすめしています。メンバーのモチベーションを保つ目的で、「Q3-目標」のようなチャンネル名を付けて、営業目標の進捗を追跡するのも良いでしょう。
それこそEightや、Salesforceなど、セールス職の方もよく使うアプリケーションとも連携させることで、訪問のきっかけ作りや、顧客管理にもお役立ていただけるよう、日々アップデートしています。
※ メッセージやファイル、ツールを一か所に集め、チームで共有できる場所。利用用途に応じて、部署別やプロジェクト別に作成できるのが特徴。

また、非エンジニアも簡単にワークフローを自動化できる「ワークフロービルダー」という仕組みも、年内に提供される予定です。
──どんな仕組みですか?
冒頭の話を例に挙げると、SlackとEightを連携させたら、昇進などをきっかけとした名刺の更新があった際に、Slackに通知が届きますよね。さらにワークフロービルダーを使えば、例えば「通知を確認して、お祝い状や花束を調達する」という一連の業務を自動化し、Slack上で完結させることもできます。
これまでも弊社が公開しているAPIを使えばできましたが、ワークフロービルダーなら、ソースコードを一切書かずに実現可能です。今年の年末にリリースを予定しているので楽しみにしていてください。
──それは便利ですね! 非エンジニアのあいだでも活用の幅が広がりそうですね。

ありがとうございます。一方で、弊社としては、エンジニア・非エンジニア問わず、全社でご利用いただくことで、社内のコラボレーションを効率化することを目指しています。メールがSlackに置き換わることで、これまで一部の関係者のみで交わされていたやりとりがオープンになり、より多くの目に触れることになる。それが、ビジネスのスピードと質を押し上げることにつながると信じています。
──御社内でもSlackを全社で活用し、社内コラボレーションを実践されているんですよね。

世界各地に拠点があり、東京オフィスに上司や同僚がいないケースもあります。そこで、部署ごとにチャンネルを作り、リアルタイムでやりとりをすることで仲間意識を高めています。広報部の場合でいうと、アメリカ本社には十数名いるのですが、日本法人は寒田一人です。広報部で仕事以外の話も気軽にできるチャンネルを作って、そこでメンバーの誕生日を祝ったり、近況を報告し合ったりしているようです。
あとは、受注がとれた時に報告し、それをみんなで称賛するためのチャンネルもあります。受注の経緯や、それがどんな事例になるかを報告すると、それに対して絵文字が連なっていく。中には、普段接する機会の少ない同僚からのリアクションもあって、それをきっかけに相手に興味を持ち、つながりができていくんですよ。

──ところで、Slackユーザーって本当にSlackが好きで、積極的に周りに勧める人が多いと感じます。その魅力は何でしょうか?
実は、前職まではSlackを知りませんでした。若手メンバーが使っていたようなのですが、「佐々木さん、Slack知らないんですか?」と驚かれて(笑)。そこで自分も使ってみたら、あっと言う間にその魅力にとり憑かれました。
これまでメールで交わされていたクローズドなコミュニケーションが、Slackならオープンになる。役職や部署にかかわらずカジュアルにやりとりができる環境が、フラットな企業カルチャーを作っていく。「世の中のメールがすべてSlackに置き換わったら、世界中で企業カルチャーに変革を起こせる」と確信しました。
自信を持って、心から人におすすめできるサービスに出会えました。Eightユーザーの皆さまもぜひ、Slackを体験してみてください。



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文/Eight Blog編集部、写真/田底和彦