Eight Team Blog - 名刺管理に役立つヒントを発信

2018年11月9日

「これだけは譲れない」軸と情熱を持ってキャリアの第一歩を踏み出そう。【Eight Student Meetup! #4 イベントレポート】

注目の企業で働く3名の若手社員をゲストに迎え、Eightの学生ユーザー限定イベント「Eight Student Meetup!」の第4弾を開催しました。当日の様子をレポート形式でお伝えします。【Event】

今回のテーマは「本当に自分に合ったキャリアの選び方」。マッキンゼー・アンド・カンパニー、株式会社ユーザベース、花王株式会社に新卒入社を決めた若手社会人をゲストに迎え、パネルディスカッションを行いました。

現在の仕事内容とそのやりがいや、ファーストキャリア選びの決め手。良いつながりを作るための心がけから今後のキャリアプランまで、参加した学生に向けて熱く語っていただきました。

東京大学を卒業し、新卒でマッキンゼーに入社した村田洋佑さん。ずっと抱いていた「教育を変えたい」という熱意を形にすべく、今年7月に、AIを活用した学習システムを開発・提供するatama plus株式会社に転職。

「考える力って必ずどこかでちゃんと身に着けるべきだと思っていたんです」。コンサルティング業界を志した理由をそう述べていたのはatama plus株式会社の村田洋祐さん。新卒1年目から、クライアント企業のマーケティング戦略策定やオペレーション改善に深く関わることができたといいます。目の前の問題はどこに根付いているのか、どこから考え始めてどこから手を付ければいいのかといった問いに日々向き合う中で、本質から考える力を身に着けることができたと語っていました。

整理した自身の考えをアウトプットする機会を重要視していると話す村田さんが、就職活動におけるアウトプットの質の重要性も強調していたことが印象的でした

「かっこいいことを言う」「周囲の就活生と違うことを言う」ことは重要ではなく、目の前の人に対して自分が持っているパッションを1から100まで伝えられるかどうかが自分と企業の双方に最適なマッチングの鍵になると述べていました。

日本女子大学在学中にレバレジーズ、ユーザベースでの長期インターンを経験した上野瑠衣さん。ユーザベースに新卒で入社し、現在は株式会社ジャパンベンチャーリサーチに出向、スタートアップ支援事業の営業マーケティングや新プロダクトのコミュニティづくりに従事。

「キラキラしたOLになりたかった」と、就活生当時のご自身を振り返るユーザベースの上野瑠衣さん。複数の企業から内定をもらっていたということもあり、ありがたいと感じる反面、企業が「面接のウケがいい自分」や「複数内定を持っている自分」を評価しているだけで、本当に自分の中身を見てくれているのか…と感じ「内定ブルー」に陥っていたといいます。しかし、ユーザベースだけは自分をまっすぐ見つめて評価をしてくれていると肌で感じ、最後は創業者および執行役員が実家まで出向いてくれたことの熱意に押され、入社を決意したと述べていました。

参加学生から、20年後の将来像を聞かれた際に「私は現在志向型なので、今やりたいと思うことをやっています。今、学びたいと思うことを学んでいます」と答えたうえで、「就活をする時点でやりたいことが決まっている必要はあるか?」というテーマについて持論を語りました。「具体的に将来やりたいことや、そのために入りたい会社を決めなければいけないわけではないと私は思います。ただ、今の自分が大事にする会社選びの軸を明確にしないと、いざというときに良い決断はできません」。

明治大学卒業後、新卒で花王に入社しデジタルマーケティングを推進してきた廣澤祐さん。今年からはブランド担当に所属しデジタルにとどまらない商品開発から生産・販売まで幅広いマーケティングプロセスに携わっている。

花王の廣澤さんは、外資系メーカーでのインターン経験からマーケティングの面白さを感じ、それを突き詰めたいという思いで就職活動をしていたと語ります。「人生において、わからないものを突き詰めることが一番面白い」と語る廣澤さんのマーケティングへの熱い思いには、多くの学生が聞き入っていました。

今回のイベントに限らず、さまざまなイベントに登壇経験のある廣澤さんは「より良い偶然を引き寄せる」意識を常に持っているといいます。読書に始まり、多くの人と会ったり、時には全く関心のない美術館に行ったりすることでさまざまな領域のインプットを心がけているそうです。それが、イベント登壇などで着実にアウトプットをするための最大の秘訣なんだとか。今の時代には、細部まで自身の未来をイメージするよりも、日々の偶然をポジティブに受け止めながら必要に応じて自分のスタンスを変化させていくことが求められていると主張していました。

 

トークセッションの後には、登壇者の方にもご参加いただいて懇親会を開催。多くの学生が、積極的に登壇者の方に質問をする姿を見て、真剣に自身の未来を考える場になっていることを改めて実感できました。

Eightで名刺交換を行う様子。手元のスマホで簡単に名刺交換をすることができます。

初めて会う学生同士でも、熱のこもった話をしている姿がたくさん見られました。話し終わった後にはEightで名刺交換をし、その場の出会いを、今後も活きる貴重な「つながり」に変えていきます。

イベント全体を通して感じたことは、ご登壇いただいた3名が自身のキャリアに対して一筋の後悔もなく、確固たる納得感をもって働いているということです。

参加いただいた学生からも
「ブレない軸を持ったカッコイイ社会人にあえて刺激になった」
「3人のように後悔しないキャリア選びをしたいと強く思った」
との声をいただきました。

今回は「本当に自分に合ったキャリアの選び方」をテーマに掲げイベントを開催しました。3名のような、納得したキャリアを歩む社会人との「出会い」が、学生の皆さんにとって本当に自分に合ったキャリアを選んでいくためのきっかけになったら幸いです。

Eightでは今後も学生と社会人の「つながり」を生み出すイベントを開催します。次回のイベント「Eight Connect 20’s ~20代でゆるくつながる #1~」は11月29日(木) の開催を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。
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